こちらでは「植物美容道」の基礎知識、お手入れの基本をコラムでご紹介致します。今回のテーマは「植物が心と肌を癒す」です。
Contents
植物が肌と心に作用
植物と美容の融合で健康づくりを目指す「植物美容道」プロジェクト。
植物と肌のお手手入れがそれぞれ正しく実践されることで、グリーンアメニティ効果、つまり生活の快適向上性が期待出来ます。
スキンケアに関しては、こちらのサイトで基本から専門的な内容をご紹介してきました。特に「肌と心と身体はネットワークでつながっている」という科学的な証明は、「なぜきれいになりたいのか」という美容の大テーマをわかりやすく解明してくれて、「植物美容道」の考えの大事な軸になっています。
きれいになりたい、かわいくなりたい、かっこよくなりたい…。
美の欲、それは心の状態。
おだやかな心も美しい肌も、健やかな身体のうえに成り立っているということ。
少しでも関心をもってみると、健康づくりに役立つはずです。
五感と身体の神秘
透明感に満ちた艶やかな肌。
美肌だと気分が上がる理由。
皮膚臨床薬理研究所の北澤秀子先生に解説して頂いたことがありました。
私たちの身体は、視覚の情報を脳で感知し、快楽を感じています。その影響は「神経系、内分泌系、免疫系」を経由し、肌にあらわれるというメカニズムが存在。皮膚理論や免疫を学ぶと、なぜ?どうしてそうなるの?という疑問が専門的に解説されて納得させられます。
観葉植物も視覚から入ることで好きなものを選び、心が癒される。
葉の色、模様、サイズなど、お気に入りを部屋に置く効果、ぜひご自身で体感してみて下さい。
お肌はデリケートだと思って優しくお手入れ
肌のお手入れ、スキンケアの基本、出来ていますか?
実践方法は、その人の手の大きさや指の圧など、人によって異なりますので、お伝えの仕方が難しいというのが正直なところ。
何はともあれ優しく、力を入れない。
肌はデリケートだと認識しながら丁寧に行って下さい、
次にスキンケアの基本をあらためて見てみましょう。
基本に立ち返ってスキンケアの目的を把握
肌の状態が快適だと、気分も明るくなりますよね。
その肌、毎日スキンケアをしていると、ルーティンによる慣れで適切に出来ていないかもしれません。
まずは目的を確認。
●スキンケアの目的:清潔とうるおいを保つ
・肌の不要なものを落とす
・肌に必要な水分、油分を与える
肌に付着した汚れは、肌自身が落とす働きはないため、クレンジングや洗顔で、アイテムを使って落とすことで、清潔な状態が保たれます。
スキンケア化粧品は洗浄、整肌、保湿を基本に、さまざまな美容成分を配合して肌悩みに対応しています。
自分の顔のどの部分が乾燥しやすくて、脂分が多いのか。
季節や年齢で肌質が不安定になることもあります。
毎日、肌状態を鏡でチェックし、肌に必要なスキンケア化粧品をなじませることが、お手入れのポイントです。
肌も植物も水分が大事
それは植物も同じ。
水分不足で肌も植物も乾燥し、枯れ肌、枯れ葉に、ということがないためにも、お肌には水分と油分。植物には水分を与える。
ちなみに植物に栄養剤を与えるのは、必須ではないそう。
適切な水やりと光と風のある環境であれば、栄養剤がなくても観葉植物は育つと、屋内植物アドバイザーの谷奥先生からアドバイス。
肌は水だけ与えても蒸発して乾燥を招くので、美容成分配合の化粧品で肌に必要なものを与えることが大事です。
うるおい維持を常に心がける
お肌も植物も乾燥させないする、
うるおいを保つことが美しさの鍵になります。季節問わず湿度の低下に十分注意して、部屋の空気を乾燥させないように注意して下さい。
お勧めは湿度計です。数値の把握で湿度調節がしやすくなります。
季節問わずうるおいキープを心がけましょう。