こちらのビューティーメディア17は、スキンケアやコスメの情報がコラムになって掲載されているサイトで、特に美容業界から注目を頂いております。
記事のテーマになぜ植物?と思われた皆様。
実はコロナの前から、屋内植物が人にもたらす効果について、すっと関心の目をもって今もリサーチを続けております。
その中で、美容との共通点や、人に与える有効作用を知り、さらに環境と社会貢献という、同じ目標をもって活動するプロの方たちとの出合いがありました。
その想いや活動内容を、こちらで発信させて頂くこととなりました。
さっそくその経緯をご紹介させて下さい。
「観葉植物を部屋に置くと、人の心の癒しや、視覚の疲労緩和などの効果があるんです。なのに植物を買ってもすぐに枯らして、効果を得られていない人が多いんですよ。」
そう語るのは、京都にある観葉植物専門店の店主、谷奥俊男さん。
お知り合いになるきっかけは、ある企業が主催する美容講座とフラワーアレンジメント講座で、今から15年以上前のこと。それから現在も植物界と美容界の情報交換をしております。
そして2018年。購入者をはじめ、販売者のプロでさえ正しい知識を持たず、植物の扱いを間違えて枯らしている人が多い。
教育のために「屋内植物アドバイザー協会」を設立したいと相談を受け、私は協会の内容やシステム、カリキュラムのご提案、お手伝いをさせて頂きました。
その後、温室効果ガス対策と植物の効果を、谷奥さん個人で実験し、さらに専門家に依頼してデータ収集。その結果と効果を全国の植物業界の方たちに、植物で環境対策を行うための活動を実施。
美容業界も化粧品会社が環境対策に積極的に取り組んでおり、個人でも何か出来たらと思っていたので、これは!と植物の、特に二酸化炭素濃度を減らす話を聞かせて頂くことに。
2022年1月。
京都は二条城から徒歩7分。
コトハさんにお招き頂き、さっそく取材へ。
谷奥さんの話を伺うと、植物の構造や働きが人の肌と似ている。
植物が人に与える作用について、きっと美容効果につながっているかもしれない。「植物と美容の融合」による人への作用の確かなエビデンス、専門家の監修が得られれば、新しい分野を切り開くことが出来る。
そう信じて、ここで観葉植物とは。屋内植物と室内植物の違い。
インドアグリーン、緑化など、正しい意味を理解するところからスタート。
谷奥さんに観葉植物の育成の基本のきから伝授して頂きました。
植物の葉も肌と同じように、構造を持ち、働きがあること。
水分が必要不可欠なこと。
皮膚の知識がベースにあるからこそ、気付きが特別でした。
世間では、ウィルスの感染防止のため、外出を控え、仕事はリモートワークという慣れない生活にストレスを感じ、癒しを求めて観葉植物を購入する人が増加。
谷奥さんは観葉植物をすぐに枯らさないためのカリキュラムを作りたい。
正しいお手入れ方法を伝えたいと、屋内植物アドバイザー協会のカリキュラムに、講義をeラーニングで受講出来る教育を提案(現在、受講可能です)。
そこでテキストの作成を担当させて頂き、私自身、植物の基礎知識とお手入れ方法の基本を取得させて頂きました。
そして2022年。
愛媛大学農学部の実験と検証に出合い、ずっと追い求めていた「植物と美容の融合による、人への有効作用」の科学的証明に、涙が出るほど感動を覚えました。
これは1つのプロジェクトになる。
私はただ化粧品の効果を発信するのではなく、環境対策と社会への貢献が、ようやく出来ると痛感したからです。使命を感じ、生涯続けていくためにプロジェクトを事業を設立し、考えと実施方法を普及したい。
これまでスキンケアの知識は皮膚臨床薬理研究所 医学博士 北澤秀子先生にご指導頂き、皮膚理論のテキスト作成時に記事監修を頂きました。
このたび植物は愛媛大学の仁科先生の取材が実現し、記事監修を頂くことが出来、植物と美容の融合をコンセプトに、「植物美容道」プロジェクトを考案しました。身近な方に私が目指すプロジェクトのコンセプト、啓蒙の仕方など、すでに関心を持って下さっている方も多くいらっしゃいます。
最もお伝えしたこと。それは植物は心と肌を健やかに導きます。
健康な人が増えると、医療費や介護費の軽減になり、社会貢献になります。
植物は環境対策の貢献になります。
皆様に「植物美容道」プロジェクト発足の意図との考えと活動をきちんとお伝えしたく、今回、こちらのサイトに新たにカテゴリーを新設しました。
観葉植物を上手に生活に取り入れて、健やかな心と肌を叶えるために、そちらでは主に植物をテーマに美容エッセイストの視点で記事をアップしていきますので、ぜひご参考になさって頂けますと幸いです。