スキンケア

二十代のカサカサ肌、原因解明!化粧水の配合成分を理解しよう!

何をやっても肌がふっくらスベスベにならないのはなぜ?

 

肌にたっぷりスキンケア化粧品をなじませて、栄養成分を送り届けることは美肌づくりの基本です。そのことを意識して保湿をがんばっているのに、潤うどころかカサカサ乾燥している、という悩みを打ち明けられました。
エステティシャンを目指して美容専門学校に通う、20歳の女性のお悩み、早速聞いてみましょう。

Q.化粧水をたっぷり肌に馴染ませているのに、うるおうどころか、どんどん乾燥していま   す。そんなことってあるのですか?

A.
お使いになっている化粧水が、どんなタイプかをチェックしてみて下さい。
化粧水には主に3種類あり、目的も効果も異なります。

肌状態と、どんな肌になりたいかに合わせて化粧水を使い分けしなければ、効果を得るどころか、肌トラブルを起こすこともあります。
さらに化粧水に配合されている成分が、その時の肌状態(体調や性周期、環境などにもよります)によって合わないこともあります。

実際に私のまわりでも、化粧水をたっぷり手で馴染ませているのに、肌がカサカサして全然うるおわないという悩みを持っている女性がたくさんいました。
その原因を探ってみたら、保湿用ではなく、余分な角質を除去するようなピーリングタイプの化粧水を毎日、一ヶ月使っていたのです。

なぜその化粧水を選んだのか全員に聞くと、女性ホルモンと類似する成分が入っているから、ふっくらしたスベスベの肌に保湿してくれるものだと思って使っていたそうです。
これでうるおう!
とインパクトのある広告で成分が打ち出された化粧品を見ると、手が伸びて買ってしまうという心理はよく理解出来ますし、それが一般的。
しかし全成分表示のあの細かい文字の中に、角質を薄くする成分もバッチリ入っていることも実はよくあること。
成分を解読する知識を身につけておくことは、化粧水に限らず、洗顔料、乳液、クリーム、美容液にも共通して言えることなので、ポイントとなる成分を把握しておくことをお勧めします。

そこでアドバイス!

化粧水は見た目だけで、その目的と効果を見抜くことは出来ません。
選ぶ時に、毎日使うための保湿用なのか、それとも肌のくすみや毛穴の汚れをきれいにす
るためのものなのかなど、肌目的はもちろん、使う頻度をきちんとチェックしてから使う
ようにして、肌力を高めましょう。

まとめ

見た目だけで化粧水を選ぶと、思いがけない肌状態になることがあることがおわかり頂けたと思います。保湿に徹したケアしたいなら、成分チェック!わからなかったら購入前に美容部員さんに相談しましょう。