四十代で突然の敏感肌に!優先すべき肌ケアの理解と実践

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お肌の曲がり角は2回!自覚すべき時期とは

美容界では、四十代はお肌の第二の曲がり角と言われることがあり、加齢に伴うエイジング減少が肌に顕著にあらわれてきます。
何よりつらいのがかゆみで、放っておくとダメージを招くことがあります。
同じような悩みを抱えている方への解決法、ぜひ参考になさっていただきたいテーマです。

Q.四十歳になったとたん、皮膚のあちこちがかゆくなったり、赤みを帯びるようになりました。予測不可能であらわれるので、落ち着いている時もあるのですが、一度かゆみが始まるとしばらくおさまりません。やはり皮膚科に行った方がいいですか?

A.
結論から申し上げると、皮膚科専門医に相談して下さい。
私も経験があるのでよくわかるのですが、かゆみは、一度始まると我慢出来ず、少しでもやわらげばとかきむしったり、冷やしたり、市販されている軟膏を塗ったりして、しばらくするとおさまるので、つい皮膚科に行くのが面倒で先延ばしになってしまいますが、それは一時的なもの。また予告なしにひどいかゆみに襲われて、血が出るまでかいて 、冷やしてのくり返し。
その結果、皮膚にアザのような痕が残ってしまい、美しい肌とは縁遠くなってしまいます。
皮膚科でのアレルギー検査では猫の毛、カウンセリングではストレスや睡眠不足などと原因が解明されて、どう改善したらいいのかも教えてくれてます。
アザのような痕もどう改善したらいいのか治療方法も教えて頂けたので、かゆみに悩まされることはなくなりましたが、もっと早く皮膚科に行けばよかった、というのが本音です。
他にも、かゆみの原因が化粧品が合わないという場合もあるので、パッチテストのような、自分の肌トラブルを起こす(化粧品の)成分が何かを原因を調べる、特別な検査が受けられる皮膚科を選ぶことも一つです。

そこでアドバイス!
かゆみ、湿疹、かぶれ、赤み、じんましん、にきび、炎症、このような症状の場合は、何らかの原因があってそのような肌状態を起こしています。皮膚科専門医に診て頂き、原因解明とケア方法のアドバイスを受けるようにしましょう。

また、相談者は四十歳になってからかゆみや赤みの症状が起きたとあり、加齢による肌老化も、原因の一つと考えることが出来ます。
特に四十歳を境に、角質層のバリア機能の低下、角質層、真皮の水分生産量(セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸など)の減少、皮脂量の減少など、肌のうるおいに大事な機能や成分が、見事に低下していきます。さらに女性ホルモンの分泌量の低下も影響しているため、二十代、三十代で体験したことのない肌変化を自覚することもあります。

わかっているけどダイエット食には要注意

過度なダイエットや食事制限で栄養バランスを崩すと、肌に大事なうるおい成分はもちろん、女性ホルモンにも影響があるので、出来る限り規則正しい生活と栄養バランスの摂れた食事を心がけるようにしましょう。

まとめ

加齢や環境の変化で肌に違和感を感じたら、放っておかないこと。いつか治ると思うことが悪化を招く事態に。一度専門医の診察を受けることが、改善と対策法を知る近道です。