シミ

シミで悩まない!エイジングと環境に対抗する素肌の高め方

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シミは肌表面に浮き上がるまで数年かかっている

顔のシミが気になるー!
消したくて美白化粧品やサプリメントを試したものの、シミが一向に消えない……

シミにはタイプがあり、日常生活を送っているだけで出来てしまうシミがあるって
知ってました? 今回は、紫外線が原因で出来るシミに着目し、美容皮膚科でシミを取る施術の基本情報をご紹介いたします。
消えるシミと消えないシミ
シミには、紫外線や活性酸素、ストレスなど生活環境の中に存在している原因で出来る「後天性のもの」と、ソバカスのような「遺伝性のもの」があります。
後天性のシミは、次の3つが代表的で消すことが出来る、 その反対に遺伝性のものは消すことが難しいといわれています。

「老人性色素斑」:紫外線の影響、ターンオーバーの乱れなどが原因で出来る。
「炎症性色素沈着」:ニキビ痕や傷の痕、摩擦、虫刺されなどが皮膚に残って出来る。
「肝斑」:女性ホルモンのバランスの乱れ、妊娠中、ピルを服用、更年期に見られる。

生活をしていれば紫外線は避けられない、加齢でターンオーバーは乱れる……
3つの中でも「老人性色素斑」は、出来やすいシミということになります。

 

ターンオーバーでメラニンを押し上げる

ここで「老人性色素斑」が出来る原因、“ターンオーバーの乱れ”に注目してください。ターンオーバーは、シミと密接な関係があるので確認しておきましょう。

〈ターンオーバーとは〉
表皮(肌の表面の部分)の生まれ変わりのことで、基底層でつくられた細胞が、約28日間かけて角質層(表皮の外側)に押し上げられます。
それが留まって肌を保護するために働き、役目が終わるとアカやフケとなって剥がれていきます。この一連の活動が「ターンオーバー」 です。

肌のシミの発生のメカニズム

まずシミは、基底層にあるメラノサイトで、シミの元となるメラニン色素がつくられます。(基底層は、肌細胞が生まれるところと同じ層です)
強い紫外線を受けるとその働きが活発になり、メラニン色素がたくさん生成されて、結果、 シミとなって肌にあらわれます。

ここでターンオーバーが正常に働いていれば、メラニン色素は角質層に向かって押し上げられて、アカと一緒に剥がれ落ちていきます。 ターンオーバーが整って、不要な角質ケアを落とすスキンケアが出来ていれば、シミはつくられないのというのがそのメカニズムです。ということは、洗顔でアカと一緒にメラニンが取れることも。丁寧な洗顔、クレンジング、角質ケア。日々のお手入れがシミ対策になりますよ。

スキンケアで効かないシミに光(IPL)治療

スキンケアや日焼け対策をどんなにがんばっても、シミが薄くなる気配が感じられない、それどころかまた肌に出没することもあります。
シミを消したい時の駆け込み寺的存在といえば、美容皮膚科です。施術には大きく分けて2種類あり、レーザー治療光治療があります。
違いは「レーザー」はシミにピンポイントでアタック。

「光治療」は顔の広範囲に光エネルギーを当てる治療で、くすみを取って肌のトーンアップにも効果が期待出来る治療です。
また、レーザーは当てた部分にかさぶたが出来ますが、光は出来ず治療後のメイクも可能だそう。シミには種類があり、費用も肌状態と施術の仕方によって異なるため、専門医と相談することが重要です。

まとめ

今見えているシミがいつ発生したかの解明は難しいもの。しかし出来てしまったシミを消す可能性は広がっています。数年に渡って悩んでいるなら、専門医に相談してみてはいかがでしょうか。