血液・血流・血管の3関係が美肌を決定づける条件に!

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質の良い血流・血管・血液は美容の根幹という考え

 

「良質な血液、しなやかな血管、快適な血流」は、美しい肌はもちろん、健康な体づくりに重要な役割を果たしていることを、取材の中で何度も痛感させられました。
さらにステップアップ!
今回は、美容記事のほかに、ダイエットで質の良い筋肉のつけ方で記事に取り上げられたこともある「血流」がテーマです。

健やかな体と肌のために血液のことにもっと関心を!

詰まりのない快適な血流が、肌にどのような影響があるのか、注目してみましょう。
心臓から送り出される血液が全身に巡り戻るまで
人間の血液の総量は、体重の約8%、たったそれだけしかありません。
そんな少ない量で、運搬係という仕事をこなせるのは、次のようなしくみになっているから。私たちは心臓が1回ドクッとすると、コーヒー1杯分の血液が押し出されて約50秒という猛スピードで全身を巡り、再び心臓へ戻ってきます。
一日で換算すると、2トン積みトラックの山盛り一杯分に相当する、2000mlにもなるというから、血液は本当に働きものだということがよくわかりますね。
髪の毛1本より細い血管に血液が栄養を運搬
休みなく血液が全身に栄養を運ぶなんて、あらためて考えるとすごいことです。

 

毛細血管は髪の毛の約14分の1の極細

さらに!
毛細血管の直径は、髪の毛の14分の1(約7ミクロン)という超極細!
食生活の乱れや寝不足、不規則な生活、過激なダイエットや過度のストレスをためていたら、血液は(赤血球の膜がもろくなったり、白血球の粘着濃度が高まったり、血小板の凝集が高まって)ドロドロ状態、と同時に、毛細血管もボロボロ。
通る道が悪く、各細胞に栄養の届ける運搬役の血液もドロドロだったら、当然流れも悪くなりますよね。到底美肌なんて期待出来ません。

 

若いからと油断すると肌老化に差

年齢が若いと、毛細血管もしなやかで弾力があって、血液もスムーズに流れていきます。
しかしながら加齢により、血管の老いは避けることが出来ないそうです。
さらに紫外線、タバコ、活性酸素、栄養の偏りなどが引き金となって、血管は硬くなり、血液が流れにくくなることがあるそう。
いつまでも若いからと不摂生な生活を続けていると、トラブルに悩まされることになるので要注意です。

とにかく温めることが血行促進に効果大

血液の質は食事が大きく影響するように、血流は温度が大事になります。
冷えた身体は血液の巡りが悪く、せっかく栄養バランスの良い食生活を実践しても、栄養が細胞の隅々まで行きわたらないこともあるのです。

まとめ

冷たい飲み物、食べ物、エアコンなど、身体を冷やさないことは美容の常識!
温かいものを積極的に取り入れて、いつも血行の良い身体を目指しましょう。