コラム

夏季のそうめんで太る問題、めんつゆと重なって気付くとおなかぽっこりに要注意!

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のどごしの良さでつい食べ過ぎる

細麺でさっぱりしているそうめん。暑い日は格別ですよね。
うどんやそばと同じ炭水化物だから太ることを気にしている人もいるのでは。
そもそもそうめんって、カロリーが高い? それとも糖質が高い?
ダイエット中には食べない方がいいの?
今回はそうめんを徹底解明いたします!

そうめん一人前を2束と想定した場合……

管理栄養士さんに「そうめんとダイエット」についてインタビューした話をまとめました。
そうめんは、ご飯、パン、パスタ、うどん、そば、うどんと同じ炭水化物。
気にしたいのが炭水化物から食物繊維を引いたものが「糖質」ということ。
糖質の摂り過ぎが太る原因になると注目されています。

一般的にそうめんの1人前は、2束(1束約50g)。
さっぱりしてスルスルと食べやすいので、少量で満腹感が得られず食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。そこが糖質の摂り過ぎの落とし穴なのです。

糖質は身体を動かすエネルギー源

糖質と肥満のメカニズムを再確認しておくと、糖質は体を動かすエネルギーに大事な栄養素です。しかし摂り過ぎると体脂肪に変わり、蓄積されれば肥満に!健康に悪影響を及ぼすことがあるのでよく話題に出るのでしょう。
1日あたりの糖質の摂取量は、性別や生活習慣で異なります。
厳しいダイエットを提案する専門家は、1日120g(1日3色の場合、1食40g)。
非常に少ないと思います。

ダイエット中、そうめんは高糖質と認識しておく

身体を動かすエネルギー源、でも摂り過ぎは肥満になるという、付き合いが難しい糖質。
念のため次を参考にしてみてください。

●ご飯100g(お茶碗1膳約160g):糖質は約3.7g。
●そうめん100g(一般的に1束50g、1人前は2束の100g):糖質は約67g。

ダイエット中の場合、そうめん2束で一日分をオーバーしてしまう、そんないち情報として捉えておいてください。
また原料は、小麦粉、水、塩、油ですが、茹でて水にさらし、最終的な栄養素は「糖質、タンパク質、脂質、食物繊維」ということに。
糖質と同時にカロリーのことも確認しておくと・・・

●ご飯100g(お茶碗1膳約160g):168kcal。
●そうめん100g(一般的に1束50g、1人前は2束の100g):343kcal。

糖質と同時に、カロリーオーバーにも注意が必要ですね。

めんつゆも糖質が高いって知ってた?

そうめんは、めんつゆにつけて頂きますが、このあたり前の食べ方にも隠れ高糖質が!
砂糖やみりんが多く使われていること、意識していますか?
一般的にめんつゆは、ストレートタイプと、水で薄める希釈タイプがあります。

●ストレートタイプ100gの場合
カロリー:約44kcal/糖質:約8.7g

そうめんの2束(100g)をめんつゆと一緒に食べたら、
カロリーは約387kcal、糖質は約75.7g。
つけ汁を全部飲み干す人は、高糖質に気を付けた方が良さそうですね。

まとめ

食欲が進まない時のそうめんは、味も食べやすさも身体の癒しとなってエネルギーになります。めんつゆとトッピングする具材のカロリーと糖質を気にすることが、太りすぎに歯止めをかけてくれるはずです。