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たるみが進むと顔が大きく見えるという事実
今回のテーマは「たるみ」です。
生活しているだけで、下へ下へと引っ張る力といえば「重力」。
私たちの身体はその影響を大きく受け、特に全身の皮膚のたるみは美容の大敵になることはご存知の方もいるはず。
そこへ「加齢による肌老化」で、次のような現象が起こっています。
●肌のハリや弾力に欠かせない、コラーゲンやエラスチンの質の低下。
●顔の筋肉・筋力の低下、及び皮下脂肪が衰えて肥大化し代謝の働きが低下。
●筋肉の減少・働きの低下。
この3大要因にさらに追い打ちをかけるのが、
●紫外線
●乾燥
●ストレス
●生活習慣の乱れ:栄養バランスが悪い食生活・睡眠不足・喫煙など。
以上の要因は、美容の常識として常に登場し、据りこまれた情報になっている人もいるでしょう。美肌のためにUVカット対策、ストレス解消をきちんと出来ていると、たるみ軽減にひと役かっている可能性が高そうです。
体を鍛えるように顔もトレーニング
この数年で、モデルや女優がストイックに体を鍛える「筋肉女子」に憧れて、ジム通いする人たちが増えましたね。キレイなボディラインはもちろん、無駄のないスッキリとしたフェイスラインは、思わず見とれてしまいます。
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、顔のたるみは、全身のトレーニングによって改善されるもの。身体の皮膚は、袋のような形で一枚皮でつながっているので、顔だけトレーニングをしてもすぐに結果は出ないというわけです。
また、筋トレをしている女性たちの姿が美しい理由に、 健康な身体づくりや美肌に効果的な食事、肌のお手入れ、快眠を意識して取り入れています。
パーフェクト美ボディの仕上がり、納得させられますね。
表情筋運動が効果的と言われるわけ
身体はしっかり筋肉をつけたい!けど顔のたるみは取ってスッキリしたい!と願っている人にオススメめなのが、顔の筋肉を鍛える「表情筋トレーニング」です。
トレーニング、と聞いただけで正直面倒臭と思っても、そこは楽しないこと。
そこで!身近な方法で継続しやすい「表情筋トレーニング」を調査しました。
自己流ケアに注意が必要な理由
皮膚の専門医であり、表情筋トレーニング「顔ヨガ」を提唱されている先生によると、目を開いたり、口を動かす時に使う筋肉(表情筋)は30種類以上。 「顔や首のたるみやしわ対策のためのトレーニング方法」は全28項目。
表情筋は、笑顔や怒った時の表情を作り出す重要な働きをしています。
そのため、「表情筋トレーニング」でしっかり結果を出すためには、 「顔の皮膚と、筋肉や脂肪のつき方の構造」を正しく理解して行わなければ、 かえって「たるみ」を進行させてしまうというのです。
効果を出すために本気で取り組むためには、「皮膚の構造、筋肉の名称、そして正しいトレーニング方法」を前提に実践することです。
見つけた!いつでも出来る「表情筋」ほぐし
専門的な知識を身につけるなんて、ますます面倒臭くなってきたという方必見!
それは、「発音」です。声を出さなくても良いので唇と顔の筋肉を意識して、
「ポ・リ・バ・ケ・ツ」と発音してみて下さい。
これ、母音の5音と、破裂音と濁音が入った単語なんです。
顔の筋肉を意識して動かしながら発音すると、顔だけでなく首の筋まで動きませんか?
編集者やライターが実践したところ、「こんなに皮膚って動くんだ」とか「ぽかぽかしてきた」と、トレーニングの体感が得られるという声が届きました。
これならいつでも出来ますね♪トレーニングというより、その前の準備運動、顔の筋肉ほぐしに向いていますよ♪
自己流マッサージはだめ?噂の真相を確かめました
顔のたるみを身近に対処する方法を調べていると、「マッサージ」でたるみ改善効果を得ることが難しとか。どうやら、正しい知識なしで自己流マッサージをすると、トラブルも起こりうるとあるのです。その理由を見てみましょう。
●顔の左右でたるみ具合が異なるのに、同じ指圧でマッサージを行うとゆがむことがある。
●強いマッサージが摩擦で肌ダメージを起こすことがある。
●強いマッサージがメラノサイト(肌内部にあるメラニンをつくる場所)を刺激してメラニ
ンを過剰に発生させ、結果、黒ずみやシミの原因に。
強い指圧は、老廃物が促されるような感覚で、その時はスッキリしますが、思わぬところでダメージを与えることに…。
エステティシャンのように、皮膚について専門的な知識と施術を身につけているプロが行うのと、自己流マッサージでは効果に差が生じることも理解出来るはずです。
洗顔の時に優しく押し流すようにマッサージ
では、全く顔のマッサージをしないことが良いのかといえば、そうとも限りません。
強い指圧、というのがトラブルの原因になりかねない、ということを覚えておきましょう。1日の中で、「ポリバケツ」の発音はいつでも出来ますが、マッサージはメイクをしている時や、手や指先が汚れていたら出来ません。
そこで、洗顔時がお勧めです!洗顔時に行うやさしいマッサージは、本来、汚れを浮き上がらせる目的で行いますが、この時、軽く耳の後ろに押し流すようにすると、巡りの良さが期待出来ます。
スキンケアの保湿化粧品には、リフトアップ効果が高いものを選ぶと、肌の奥からハリ感アップ♪ 身近なたるみ予防として役立ちそうです♪
まとめ
顔の肌のたるみは、少しでも下げさせないためのケアを、継続的に行うことがおわかり頂けたと思います。今日から出来ることは即実践♪ 実年齢よりも5才若く見える印象を、ぜひ目指してみて下さいね♪