くすみ

くすみ解決!光を跳ね返す輝き肌はストレス発散がポイント

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内側から輝く透明感に満ちた肌を目指す

鏡を見て「顔色が悪いなあ」と自覚したり、「何か顔色悪くない?体調悪い?」と指摘された経験ありませんか?
「顔色」は潤いと同様、見た目の肌の美しさを決める大事な要素になります。なぜ肌がくすむの?顔色が美肌に大事なの?気になる疑問を解明しました!
今回の記事は明るい肌づくりがテーマです。ぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

美肌とは潤いだけじゃない!もっと「顔色」を大切に

突然ですが、次を想像してみてください。
夜、真っ暗な道を一人で歩いている時、突然、背後から誰かに肩を叩かれたら……
びっくりして、心臓がドキドキします。腰を抜かすかもしれません。
恐怖と驚きで心臓の鼓動が速くなると、血圧が高くなって皮膚の血管が収縮。
すると顔色は「青ざめる」→手の平に汗をかく、という反応が起こります。
これは恐怖というストレスによって起こる顔色の変化の話です。
他にも緊張する場面で顔色が赤くなり、顔から汗が出るなど、 「身体と心と顔色」は
密接な関係があることが、おわかり頂けるはずです。

 

ストレスが美容の大敵なのはなぜ?

ストレスは恐怖や不安、怒りなどを感じ、精神的ダメージを与えたり、 温度や湿度、騒音などの物理的要素、過労、ケガなどの生理的要素もストレスを発生させる要因になります。
私たちの肌も身体も、食べ物や飲み物の栄養が、血液から細胞に届けられて維持しています。 その流れを悪くするストレスは、まさに美容の大敵ということになるのです。
「くすみ」の原因は肌表面と内部の両方にある
「肌のくすみ」とは、肌の色ムラや透明感が感じられない状態を意味しています。
私たちが顔色や血色の良し悪しで健康状態を判断する時、
「肌のくすみ」が基準になっていることがあるって気付いていました?

「くすみ」は、血行不良のほかに、
●肌の汚れや不要な皮脂、古い角質が蓄積されている。
●皮膚が薄くなって刺激を受けやすく、紫外線によるメラニン色素や、炎症を起こした状態
が続いて色素沈着を起こしている。

以上のようなことが原因で、「くすみ」となって表れます。 見た目の肌状態と、健康な身体を維持するために大切な血液の流れの、双方から対策することがくすみ解消のポイントになります。

 

明るい部屋で「くすみ」をチェック

「肌のくすみ」は、健康状態や日常生活の中に原因があるもの。
まずは明るい部屋で肌チェックしてみましょう。 ポイントは次の2つです。
血行不良による「青くすみ」
健康な人は、血色が良くピンク色の肌をしています。
しかしながら貧血や臓器にトラブルがあると顔のトーンに影響が出て、「顔色が良くない」
という印象で、「青くすみ」と呼ばれるタイプです。
睡眠不足や食生活の乱れ、疲労の蓄積なども顔色に表れることがあるので、日頃から注意
しておく必要があります。

特に気を付けたいのは、常に全身を冷やさないように、体を温めて血行を良くする身体を
維持することが美容と健康のためにはとても大事になります。

肌の乾燥・炎症による「赤くすみ」
肌は季節による温度や湿度の変化によって、乾燥に悩む人も多くいます。
「丁寧な洗顔・保湿・UV防止」のような「基本的な肌ケア対策」を怠ると、
肌が乾燥してごわついたり、皮がめくれることも。
特に頬や小鼻のまわりがまだらに赤くなっていたら、「赤くすみ」と呼ばれるタイプです。
摩擦や炎症で肌が薄くなると、バリア機能が低下して刺激に耐えられず、ますます炎症が
悪化します。 この状態が長引くと皮膚の真皮層にダメージが及び、赤いタンパク質(ヘモグロビン)が色素沈着を起こして赤くくすんで見えます。

 

肌の「角質肥厚」と「不全角化」に注意を

顔がくすんで見えるのは、汚れや古い角質が溜まっているから……
そう思ってゴシゴシ洗顔、ポロポロ角質除去をしていた人も、 今までの記事で、「くすみ」によって原因も対策方法も異なることがおわかり頂けたと思います。

ちなみに、古い角質が肌表面に蓄積されて硬くなる「角質肥厚」は、どんよりして肌が暗く
見えるので、汚れや不要な角質を取るケアは定期的に行いましょう。また、肌は紫外線や乾燥から守る働きをしています。 しかし炎症を起こしていると、ダメージを修復しようとターンオーバーが早め、不完全な肌細胞が肌表面に押し上げられます。

これを「不完全角化」と呼び、肌状態が不安定でしなやかさを失い、くすんで見えます。
炎症している肌を放置せず、皮膚の専門医に相談し、適切な治療を受けて肌状態を整えることが重要です。

 

美容クリニックで透明感に満ちた肌に♪

 

若々しくイキイキとした美肌の鍵となる「正常なターンオーバー」は、加齢や間違った
スキンケアなどが原因で乱れ、「角質肥厚」や「不完全角化」を招きやすくなります。
そこで加齢なら仕方ない、とあきらめないでくださいね。
確かにターンオーバーは年齢を重ねるごとに遅くなり、「くすみ」を進ませる原因にもなり、ホームケアでも限界があります。
そこで注目したのが美容クリニックでの治療です。 くすみ解消に効果的な施術について、次を参考にしてみてくださいね。

〈ケミカルピーリング〉
肌表面に酸性の薬剤を塗布し、古い角質、毛穴に詰まった老廃物、不要な皮脂やメラニンなどを溶かして取り除き、透明感のある肌に仕上げる治療法です。
〈レーザー治療〉
肌状態やレベルに合わせて、肌表面にレーザーの照射を行います。
肌のターンオーバーを促進する効果が高い「マイクロピールレーザー」、 シミやソバカスなどのメラニン色素を消す効果が高い「ピコレーザー」など、 「くすみ」を取るだけにとどまらず、均一な透明感に満ちた肌に導く治療です。

レーザーを照射した後は、赤みや腫れることもあるので、どれぐらいで治まるのかなど、カウンセリング時にしっかり説明を受けるようにしましょう。

 

まとめ

くすみは肌状態に原因があるため、ファンデーションを塗っても、かえってくすみが目立ってしまうことがあります。スキンケアで解消されない「肌のくすみ」をスッキリさせたいという人は、レーザー治療を視野に入れてみてはいかがでしょうか。