究極の美肌づくりは「血液・血管・血流」が重要!本気のエイジングケア

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見た目の肌は内臓の鏡と言われる理由

キレイな肌になりたい!!!
新たな化粧品を使う際、誰もが期待して理想の肌を思い浮かべるものです。
ところがその予想を超えられなかった時、化粧品が自分の肌に合わなかったと思っていませんか? 本当に化粧品のせいで美肌になれなかったのでしょうか?
そんな疑問が浮かんだのは、皮膚理論で「皮膚は人体最大の臓器」と位置付けており、見た目の美しい肌と体内の状態は、連動しつながっていることを知らされてからでした。
私たちの身体や肌は、いうなれば食べ物で出来ているいうこと。
十分な栄養は血液の流れが育み、美しい肌をつくっています。

 

「肌と血管・血液・血流の関係」に着目したわけ

理想の美肌と維持に必要なのは、「しなやかな血管、質の良い血液、快適な血流」にあると着目し、取材とリサーチを始めました。
血液のクオリティを上げ、しなやかな血管を作り、スムーズな血流で、しっかり肌細胞を育むための近道を、連載でご紹介したいと思っております。
血液に注目することで神経もホルモンも相乗効果を発揮して、美肌・美髪へと導かれています。体の中からきれいになって、健やか美人を目指しましょう!

ダイエットの取材が美肌づくりのヒントに

メタボリック症候群対策の取材で訪れたクリニック。
先生の専門は消化器系で、メタボリック症候群で健康体を損なう可能性のある患者さんの治療、対策法をアドバイスしています。
実際に肥満で悩む三十代前半の独身女性の、血液の状態をパソコンの画面を通じて見せてもらうと……。
そこに映っていたのは血液の流れの動画。
詳しく説明しますと、ある患者さんの(事前に採取した)血液を、MC-FAN(疑似毛細血管により、血液の状態を調べる装置)に流すと、血液(赤血球・白血球・血小板がそれぞれ)が流れ、それがパソコンの画面に映し出されるというしくみ。
赤血球や血小板の形がはっきりくっきり、それぞれの違いが明確で、擬音で表現するならザーザー、ドロドロ、ツブツブ。流れが快適とは思えない状態でした。

不規則で不摂生の生活で美肌は望めない

先生よるとその患者さんはたばこを吸う、お酒を飲む、コンビニご飯が多い、休みがないという、見事にバッドケースの三十代前半の独身の女性。
本来、サラサラと通過しなければいけない通路(毛細血管)を、重々しい赤血球が入口を塞いで、やっと通過したと思ったら、パンッとはじけてしまった!
次に流れてきた小さなツブ状(血小板)が固まって(凝集)、なかなか通過しないという、明らかにドロドロ、ネバネバした、見た目で十分質感を感じ取ることの出来る血液でした。
その女性の患者さんに、後日話を伺うことが出来ました。

 

肌のくすみはファンデーションが原因ではない?

会うとその女性の肌は、見た目はかなりの乾燥肌。少々血色が悪き気もします。すると、「乾燥で肌荒れがひどく、ファンデーションのノリが悪いんです。すぐにくすんでしまう」とのこと。
不規則、不摂生な生活で、検査結果でも明らかなように血液がドロドロしているから、肌にも栄養が送り込まれなくて当然。不調肌でファンデのノリが悪いのも、血液の質がよくないことが原因の一つだと納得させられました。

ご本人は化粧品が肌に合わないと思っていたそうですが、自分の血液の状態を見て、肌表面の問題だけではないと納得したようでした。
先生がおっしゃるには、ドロドロの血液も、生活習慣を見直したり、本当に状態が芳しくない場合は、その人に合う治療方法で、理想の血液サラサラ状態にすることが出来るそう。もちろん、体の中から改善されれば、肌トラブルも回復が見込める可能性ありです!

 

まとめ

生活が乱れていれば血液の状態は思わしくないことも。“肌は血液の状態の鏡”。体内に関心の目を向けてみて、肌も心も体も健康づくりをしましょう。それがエイジングケアにつながってくるはずです。