コラム

目元の老化対策は眼輪筋運動が勝負のかけどころ!目周りの悩みを解決するには

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一重まぶたでも二重まぶたでもたるみに

 自然な二重まぶたにしたい、目の下のクマを取りたい、目尻のシワを消したい……。
目元は美人やかわいい、若々しさを決まる重要なパーツです。しかしながら年齢を重ねると身体の筋肉が落ちて皮膚がたるむように、目元でも同じことが起こっているのです。
今回はスッキリ!若々しい目元に大事な、「目元の皮膚と眼輪筋」についてご紹介します。

気に入っている目元…維持は難しい

 もう何年もの間、美人やかわいらしさ、若々しさという印象は、「目元で決まる」といってもいいくらい。目元、目周り、目の印象は顔の美しさの揺るがない条件ともいえます。
自然な二重まぶたにしたい、目の下のクマを取りたい、目尻のシワを消したい……。
今回は、理想の目元を叶えるための身近な方法を探してみました。

上まぶたは分厚く下まぶたは薄くお疲れ顔に

まず、日本人の上まぶたの皮膚は、アメリカやヨーロッパの人たちと比べて分厚く腫れぼったいという特徴があり、生まれつき二重まぶたという人は全体の約3割だとか。
実際に腫れぼったい一重まぶたや奥二重は、人相が悪い印象を与えるとコンプレックスに感じている人もいるでしょう。
テープやアイプチで二重のラインづくりをしたり、美容クリニックで二重整形することも年々身近になっています。

重力に逆らうなんて無謀?

さて、このような経験ありませんか?
どんなにケアをがんばってもお気に入りの目元にならない……。
疲れていないのに疲れて見える、もしくはそのように指摘されたことがある。
それが加齢による「老化」なのです。
重力という下に引っ張る力と重なって、皮膚は頭皮から下がっていきます。
今までお手入れをがんばってこなかった人も、今日から始めてみる、 がんばっている人はそれをどう維持させるか、その効果を体感するために、 最初に目まわりの皮膚の特徴をマスターしておきましょう。

顔のシワは「目元」からはじまる

 顔のシワは、早い人で二十歳を過ぎたあたりから出来るといわれています。
二十歳をピークにコラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分が減少し、さらに外気の乾燥から肌を守るケアの怠り、生活習慣の乱れが続いていれば、小ジワや薄いシワが進行して「シワ」となって顔に刻まれてしまうのです。
顔の「シワ」は、目のまわりからはじまり、鼻根部、額、口元へと広がっていくというデータがあります。 自分の「シワ」を鏡で観察して、次のどれに当てはまるか確認してみましょう。

特徴①:下まぶたは特別デリケート

顔の皮膚は部位によって水分や皮脂の量が異なりますが、下まぶたは以下のような
繊細な特徴を持っています。
●皮脂腺が小さくて少ない・汗腺がない・角質層が薄い⇒バリア機能が非常に低い。
●まばたきなどの動きが多い⇒小じわ・たるみ・乾燥しやすい 。
●皮脂腺が小さくて少ない・汗腺がない・角質層が薄い⇒バリア機能が非常に低い。
●まばたきなどの動きが多い⇒小じわ・たるみ・乾燥しやすい。

特徴②:下まぶた・目尻のシワは主に3種類

目の下のシワは、高年齢に限って出来るとは限りません。
メイクやクレンジングの負担で、シワが出来やすくなることも。
自分はどのタイプか、次の3種を確認してみましょう。

「ちりめんジワ」:目のまわりによく見られる浅く細かいシワで、乾燥が主な原因。
高齢になるほど増加。
「表情ジワ」:目元では、目尻に出来る「カラスの足跡」と例えるもので、表情の動
きに合わせて水平方向に出来る。年齢を重ねるごとに深くなる。
「図形シワ」:シワの線と線が交差して、三角や四角の模様のように見える。
長期間強い紫外線を浴びた部分、頬や首の後ろに目立つ。

乾燥・表情で出来る目元のシワ対策

乾燥や表情によって出来る「シワ」は、沈着していないものであれば丹念な保湿ケアを行うことで薄くなったり消えることがあります。
アイクリームを選ぶ時は、抗シワ成分のレチノールや、保湿成分のセラミドなどが配合されているもので、製品の使用方法を守って使うことが大事です。
また、紫外線(特に紫外線A波)は皮膚の奥の真皮にまで到達し、肌の乾燥や弾力低下を招くため、UV防止はしっかり行うようにしましょう。

目が小さく見えて目力まで失われていく……

あんなにパッチリしていた目が、なんだか小さく見える……。
自分以外の人の目元を見て、そう感じることがあるでしょう。
これは年齢を重ねると、眼球を支える筋肉(眼輪筋)の力が失われ、脂肪が溜ってまぶたの皮膚がゆるむために起こる老化現象です。
眼輪筋はその字のごとく、眼球を輪で囲むように備わっている表情筋の1つで、身体の筋肉と同様、引き締まっていると皮膚のハリが感じられます。
その機能が低下して、上まぶたの皮膚が目を覆うように下がってくると、目のサイズが小さくなり、目力まで感じられない表情になってしまいます。
そこでお勧めなのが、「眼輪筋」を鍛えるエクササイズです。

上まぶたの垂れ下がり・下まぶたのゆるみ予防

 スリムボディを目指すように、顔も筋肉を鍛えることで引き締め効果が期待大!
顔の筋肉を動かす美容情報はたくさんありますが、こちらでは「顔ヨガ・表情筋運動研究会(皮膚臨床薬理研究所株式会社)」のメソッドの1つをご紹介させて頂きます。
権威のある皮膚の専門医の先生によるトレーニング方法で、見た目の美しさもまぶたの内側の健やかさも、どちらも手に入れてみませんか。

①  目頭を、人差し指の腹で軽く押さえ、もう一方の手の薬指で目尻を外側に引き5秒キープ。
②  ①の状態のまま5秒キープ。
③  目尻の指をはなし、目頭は押さえたまま目を強く閉じて5秒キープ。
④  ③の状態のまま5秒キープ。
⑤  自然の表情に戻す。
⑥  ①~⑤を反対のまぶたでも行う。
⑦  ①~⑥を3回繰り返す。

寝る前、湯船の中など、決まった時間に毎日続けることが、変化の気付きになります。
始めるタイミングに年齢は関係なしです!
ぜひ習慣にしてスッキリ若々しい目元を叶えてくださいね♪

まとめ

目元は皮膚の表面と内側の筋肉、脂肪、血行などさまざまな働きによって、見た目の美しさを引き出しています。今日から続けるエクササイズが勝負のかけどころですよ♪