ゴルゴラインが気になる!美容クリニックの施術事情を調査しました

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ほうれい線がたるみを目立たせていく

顔全体がたるんでる! ほうれい線に贅肉がかぶさってきた!
去年より明らかに顔の変化を自覚して、さすがにこれはまずいと嘆きたくなる「たるみ」、老けてだらしなく見えるから嫌ですよね。
いつか美容皮膚科での施術や整形で「顔のリフトアップ」、そう考えている人もいるのではないでしょうか?ホームケアではたるみが改善しない、だけど手術はまだ……。
そこで今回は、美容皮膚科の治療で、メスを使わない「顔のリフトアップ」に効果的な治療についてご紹介します。

 

フェイスラインの「たるみ」は太った印象に?

ホームケアで「たるみ」改善が難しい理由は、「重力」が関係している、そのような話をどこかで耳にしたことがあるでしょう。
確かに皮膚は重力の影響を受けるため、若いから大丈夫と安心してケアを怠ると、「たるみ」は表れやすくなります。 放っておくとどんどん状態が進み、改善が難しくなるのはなぜ?最初に「たるみの特徴」について見て行きましょう。

肌のハリが失われて皮膚が下がっていく

美容分野では「たるみ」とは、皮膚がたるんだり、垂れ下がったりすることを意味しています。 肌のハリや弾力を司る真皮の衰えが、若々しく正常な構造を維持出来なくなると、顔や体の皮膚に表れます。

肌の潤いに欠かせない水分や脂分が不足すると乾燥し、進むと「しわ」になることは、肌老化の1つです。さらにしわの部分にたるみが重なると、深い溝となって沈着し、典型的な老け顔を招くことになってしまいます。
ではなぜ「たるみ」が実年齢よりも上に見られるのか、調べてみました。

顔の凹凸や輪郭に変化が表れる

顔は老化すると、肌がたるむ部分とくぼむ部分の両方が目立って、顔の凹凸や輪郭に変化が出てきます。年代を基準に、主に次の2つのケースが見られます。

●若い時に顔の形が丸型、四角型でふっくら、そのまま年齢を重ねてたるむ。
●もともと、もしくは加齢で顔の脂肪が減り、ほっそりしてたるむ。

たるみとくぼみによって凹凸が出ると、影になる部分が疲れて見えたり、 顔の輪郭がぼやけていると、メリハリがなく太って見える原因に。
だから「たるみ」なんていらない! 今見えているものを取りたくなりますよね。
涙袋・ゴルゴ線…顔のどの部分がたるんでる?
顔の肌のたるみは、フェイスラインだけでなく、顔の中のそれぞれ違う部位に表れます。
自分はどの部分が、どれぐらい目立つかチェックしてみましょう!

〈目元〉
●上まぶた
●下まぶた・涙袋
〈目元から口元〉
●目頭から頬にかけて出来る「ゴルゴ線」
〈口元〉
●鼻の脇から口角に向かって出来る「ほうれい線」
●口角(唇の両脇)からあごに向かって出来る「マリオネットライン 」

メイクをする時に正面から顔を見ることはあっても、横顔、上下の角度を毎日チェックすることってなかなかないという人もいるはず。表情の癖や生活習慣の影響で、顔の部位によって、たるみ度合いが異なることも。
去年、一昨年……写メなどを見返して、今の状態からどれだけたるみが進んでいるか確認してみましょう。

 

たるみ改善・予防のためにも美容クリニックへ

ホームケアでは改善が難しい「たるみ」は、美容クリニックや美容皮膚科で行われている治療が効果的です。 そうと聞いて、メスを使って皮膚を切開するような手術を思い浮かべる人もいるはずです。

実際にそのような外科手術を行う治療もあれば、メスを使わない、 注射、レーザーや光を使った機器を用いた治療など、施術の種類はクリニックによっても異なります。
信頼出来るクリニックで、自分に合う治療について相談を受けることが大切です。

気になる顔まわりと頬のたるみに「ウルトラセル」治療

顔の部位によって「たるみ」の表れ方や進行レベルが違うこと、ご理解出来ましたか?、
次に、特に女性が気になっている、「顔まわりと頬のたるみ」にアプローチする治療法を探すことにしました。
そこで注目したのが、「ウルトラセル」と呼ばれる機器を使った治療法です。
まず理解しておきたいのが、たるみは、皮膚の表皮・真皮・皮下組織、さらに脂肪や筋膜(SMAS)の働きの低下によって起こります。
「ウルトラセル」には、最大4つのテクノロジー(以下に説明)が搭載され、一度の治療で同時に皮膚のそれぞれの層に熱の影響を与えることで、たるみだけでなくしわ改善が期待出来ます。

① イントラセル(SRR) :ラジオ波(RF)を表皮から真皮上層に点状に照射。
筋膜まで 熱を与える。
② イントラジェン(GFR):ラジオ波(RF)を表皮に格子状に照射し、真皮層にしっかり
熱を与える。
③ 高密度焦点式超音波(FIFU):高密度の超音波を筋膜に照射。
④ ニードル(FRM):①②③と異なるのはハリを使用。極細針がついたカートリッチから
高周波(RF)を照射。

肌に熱の刺激が与えられることで細胞が活性化し、肌にハリや引き締めが感じられるようになる、という仕組みです。
その人のたるみ具合や、なりたい肌レベルに合わせて、専門医が組み合わせて治療するため、 オーダーメード施術と呼ばれることもあるそうです。カウンセリング、診察、施術、アフターケアまでにかかる時間は個人差があるため、予約の時に確認しておくことをお勧めします。

まとめ

少し前まで、手術しなければ肌改善されなかった「たるみ」が、治療機器で効果が期待出来るなんて、若返りに希望が湧きますよね。専門医に施術や説明を受けることで、自分のたるみ状態に適した改善方法が見つかるかもしれません。進行すればその分改善から遠のくことだけは事実と受け止めた方がよさそうです。